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2015年11月5日(木) [番外編]

番外編です。

今日は、研修の一環として、
『人づくりフォーラム』というセミナーに行ってきました。

今回で2回めだそうですが、
内容は、「人づくりの理念と実践」という題名で、
大河ドラマの『花燃ゆ』で時代考証された方が
(京都大学の名誉教授!)
教育学という見地から、
吉田松陰と松下村塾を取り上げ、
ご講演されました。

私自身のイメージの中の吉田松陰は、
「江戸末期、ペリーが来航し、開国した頃の人物で、
外国の勢力を排除しようとする攘夷論を唱え、
処刑された」という過激なイメージの人物だ
と思い込んでいました。

しかし、今日のセミナーを受け、
違った一面を知りました。

吉田松陰が松下村塾で、「おまえの『志』は何か?」
とよく問題提起をしていたとのことです。
(以前NHKのニュースでも、『花燃ゆ』で松陰を演じた
俳優さんが大学生に対して、『志』について講演していました。)

そもそも『志』という言葉の定義を参加者で話し合いました。

「目標や夢ではなく、もっと先にある使命みたいなもの、
 社会貢献できるもの」

という定義が一番しっくりくると思いました。

しかし、講演者の話では…

ある門下生に過激でドラマティックな
内容を答えたそうです。

松陰は、彼に対して、
「『志』は早急に答えを出すものではなく、
ゆっくり考えろ。」と話したそうです。

誰でも、立派な『志』を話したくなる気持ちは、
よくわかりますが、
すぐに答える事が出来るものではなく、
いつも考えるべき事だと伝えたそうです。

「今日の生活をまず行動・実行していけば、
最終的に世間一般に繋がり、生きているうちに、
誰でもその想いが次から次へ変化し現れるものなので、
日々の生き方が大事だ!」と
松陰は考えていたのではないか?と

講演者は最後締めくくっていらっしゃいました。

このセミナーを受けて、
私達が生かされている事に何か意味があるので、
無味乾燥な生活を送らないよう、
心掛けたいと思いました。

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