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2015年2月26日(木) [番外編]

番外編です。

今日は授業終了後、毎回行う
講師間の報告で、出てきた話です。

塾講師Aさんいわく、
「試験範囲の『枕草子』の中の
『香炉峰の雪』は、清少納言のただの自慢話だけど(^_^;)
時代背景がわからないと理解できない!」
と力説していました。

私も「うん、うん!」とうなづいて同感しました。

私の学生時代、
清少納言(平安時代の人)の
古文『香炉峰の雪』を読んだ時、
清少納言さんの機転をきかした話が「?」
でした。

白居易(中国の唐時代の人)の
漢文『香炉峰の下~』が授業で出てきた時も、
あまりピンとくるものがありませんでした。
(古典はとても苦手教科でした。)

しかし、この漢文を読み終わった後、
普段あまり説明のなさらない古典の先生が、
一言…

「これは『枕草子』で出てきた
香炉峰だよ。」

と説明を加えて頂き、
「ここで、つながっていたのか!!」と
衝撃的だったことを
Aさんの話で思い出しました。

振り返ってみると、
この古典の先生、お見事です!

今回、Aさんの話から、気づいたこと2点は、

「学問の面白いことは、伝えるのが我々の役目。」
(これは本当に難しい所ですが。)

「常日頃、どんな事でも、面白さを発見するためには、
余裕(計画・準備)が必要。」

という点でした。
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