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2023年5月18日(木) [番外編(授業のこと以外)]

番外編です。

鈴木学院長が生徒さんや保護者様に話す、
「教える」についてです。

鈴木は、我々講師たちに指導時、
生徒さんに「教えるな」と
指示を出します。

どういうことかというと、
「答えをすぐ説明するのではなく、
考えさせて、答えを導く。」という
解釈で、生徒に接しております。

例として、先日、いぶき学院が入会している
塾団体の私塾ネットの研修時に
講演して頂いた幼稚園の園長先生が
話していたことですが、

幼稚園児が「園長先生、
白い石が砂の中に入っていたよ」とやってきた時、
「この白い物は、海から持ってきた砂の
中にあった貝だよ。」と質問にすぐ答えがちですが、
そこを「へぇ、なぜだろうね。」と考えさせた
という話です。

どうしても、責任感で、子供が知らない事を恐れたり、
焦って、目の前の授業を終わらせることに気を取られたり、
「威厳を保たないといけない」
みたいなものに囚われる等々の理由で
答えを丁寧に説明しがちです。

「色々なぜだろう?」と考えさせる
環境を授業中提供して、
生徒さん自身で答えを見つけ、
自信を付けながら、成長する力があります。

よって、我々は「教えない。」
という姿勢で生徒に接しています。

追記:例に挙げた園児さんは、
次の日に、「海から持ってきた砂を
敷き詰めていることを知り、
白い物が貝だ。」と告げてきたそうです。
子どもの力は無限である共に
この講師の先生のアプローチ力の高さに
驚嘆しました。

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