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2022年11月15日(火) [小5国語]

小5国語です。

先週なのですが、向田邦子さんの『随筆』を
学習しました。

どういう話か伝えますと、
向田さんが満員のバスに乗っている時、
雑誌をめくる瞬間、
隣にいた小学低学年位の男の子が
漫画を横で見てたそうで、
「あ」と言ったので、少年に見せました。
読み終わると、目で合図をしたそうです。

その後、小学生が定期券を忘れたようで、
少年の表情を察して、向田さんが、
バス代を出しました。
その子は少し考えて、
使いかけのボール紙を向くと芯が出てくる
赤鉛筆を向田さんに渡した。という内容です。

向田さんと少年のとのバスの中で
セリフが少ないのですが、
暖かい触れ合いが感じられました。

この作品の題名は『あ』です。
「向田さん、内容と題名がつながって、すごい!」と
こっそり感動しました。

しかし、何を筆者が伝えたいのか、
ある生徒さんが「わかんない」と発言。

「『チャップリン』の映画知っている?」と聞くと、
その子は「あっ、見たことある。おもしろいよね。」と
つかめた物があったようでした。

ただ文章問題を解いて、
正解を求めるのは、
もったいない文章が多くあると思います。

色々なタイプの文章を生徒さん達と読み、
筆者の考えはもちろん、
生徒さんの考えを活かして、
読解を深めることが出来るよう、
授業を行います。

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